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適度な運動が必要な理由

関節や筋肉は使わないでいると次第にかたくなってしまいます。歳を重ねることや日常生活の様式より、関節に大きな負荷をかけたり、それにより変形を起こしたりします。

気持よく歩けるように

高齢になっても元気に運動ができる方と、そうでない方がいらっしゃいます。人によって骨格も違いますし、つまり関節の状態にも個人差があるということです。関節痛や腰痛になるべく悩まされないようにするには、骨を取り巻く筋肉が運動不足でかたくなったり衰えたりしないよう気をつけることです。たとえ膝の関節軟骨がすり減ってきても、筋力にがあればある程度カバーすることができます。男性よりも女性の方が関節痛に悩む方が多いのは、男女の筋力差にも関わっていると言われています。

筋力以外にも体の柔軟性が老化防止の大きなファクターです。体がかたいとなかなか運動しようという気になりません。これが体を動かさない理由となって悪循環に陥ります。早い方では30代から (加齢による) 膝の痛みを覚えたりします。逆に60代でも全然大丈夫な方もいらっしゃいます。この差は持って生まれたもの以外に、日頃の運動量や日常生活での肉体的負担が関係してしまいます。それなら明日から運動を始めようという方は、ともかく無理のないよう始めてください。

適度な運動が必要とは分かっていても、関節痛がひどくて歩くことももままならないと悩んでいる方もいらっしゃると思います。運動とまではいかなくとも、控えめに無理のない程度でも「動かす」ということが大切です。その際先にお話した副作用のない痛み止め成分「MSM」の入ったグルコサミンとコンドロイチンを摂取されるのをおすすめします。このMSMの効果で痛みを軽減、グルコサミンとコンドロイチンが軟骨を再生、そして適度な運動で筋力を高めるというのが理想的なシナリオです。

関節痛軽減のためにウォーキングをしよう

ウォーキング

関節が痛い時に無理するのはよくありませんが、日常から運動不足を感じていらっしゃる方は、体に負担の少ないウォーキングを始めることをおすすめします。関節痛をかばって運動しないで体重が増えると、関節に更なる負担をかけてしまいます。また必然的に体力も体全体の筋力も衰えます。筋力が弱くなると、膝や腰など、各部毎に障害が生じてしまいます。運動靴を用意する程度の費用で気軽に始めることができるウォーキング。そのメリットはたくさんあります。

  • 体力・持久力が付く
  • 心肺機能を高める
  • 関節とその周りの筋肉鍛えられる

ウォーキングは関節の老化を低減させ筋力を向上させます。これにより筋肉が関節をサポートできるようになり、痛みも和らぎます。

ウォーキングは他の運動に比べ膝への負担がかなり少ないのですが、それでもなるべく路面が柔らかい所を歩くことや坂道があるルートは避けるなどした方が無理せずに続けることができます。もちろん痛みがある時は無理しない方が良いですが、例えばサポーターを付けてみるなどの工夫をしてみるのも一案です。

サポーターをするメリットは2つ。

  1. サポーターをすることによって膝の動きが安定する
  2. 関節痛のある膝を保温する

痛みのある時にサポーターを使用すると、保温効果で血行が良くなり痛みが軽減されます。サポーターには色々な種類がありますが、自分の膝にフィットするもの、ちょうど良いフィット感のものを選ぶようにしましょう。締め付けが強すぎると逆に血行を悪くしてしまうので注意です。このサポーターを利用しながらグルコサミンとコンドロイチンのサプリメント、そして痛みがある場合は更にMSMを摂取しながら無理のない運動を心がけましょう。

水中ウォーキングで膝痛を軽減する

水中ウォーキング

水中ウォーキングとは、読んで字の如く、プール内などでウォーキングを行うものです。水中ウォーキングと言えば「ダイエットが目的」というのが一般的かもしれませんが、膝 (関節) にも良い効果をもたらします。関節痛を軽減するためには、関節の周りの筋肉を鍛えることも大切というのは先にお話したとおりです。水中ウォーキングならば体重が直接膝にかからないし、水の抵抗により適度な運動ができます。

水中ウォーキングにも様々な効能があります。

  • 筋力の強化
  • 新陳代謝の促進
  • 心肺機能の向上
  • ダイエット

関節の運動に適していて、さらにダイエット効果で体重による膝の負担が軽減できれば、まさに一石二鳥と言える運動方法です。水中ウォーキングで膝の周りの筋肉を効率よく鍛えるためには、前進ウォーキングだけでなく、向きを変えて横向きや後ろ向きにも挑戦しましょう。膝の筋肉をバランスよく鍛えることができます。ただし関節痛には「冷えが大敵」なので、常温プールはなるべく避けて、温水プールでで行うことをおすすめします。温水プールと言えども水温は体温より低いものなので、長い時間続けると体が冷えて逆効果になりかねません。あくまでも適度に行いましょう。また運動にあたっては充分な水分を補給し、脱水症状を起こさないように気をつけることが大切です。運動の前後にはしっかり水分補給を行い、水中ウォーキングを楽しみましょう。

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