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関節炎とうまく付き合う

関節痛を緩和するために日常生活で気をつけること

関節痛

膝の痛みをなるべく軽減するには、日本式生活より洋式の生活をする方が適しています。膝を曲げて結構な負担をかける正座や布団の使用などは「膝をいたわる」という観点からはおすすめできません。どうしても床での生活に慣れているという場合は、座椅子の背が高いものを購入して利用されると膝痛も軽減されます。

トイレも洋式が普及してはいますが、まだまだ和式トイレも多く見かけます。和式のトイレはしゃがまないといけないので、膝に大きな負担をかけてしまいます。とは言えトイレを洋式に改装できない場合には、簡易型洋式トイレの導入をおすすめします。

寝ている間は布団でもベッドでも同じですが、ベッドの方が寝起きする際に膝に負担をかけません。布団と比較するとベッドの方が床からの距離が高い分、膝に負担をかけずに楽に立ち上がることができるからです。

このような日常生活習慣を多少変えることによって、膝への負担をかなり軽減することができます。膝痛は50代以降に大幅に増えるので、40代から日常生活習慣に工夫を加え、少しずつ予防策を心がけるようにしましょう。

ともかく少しでも膝に違和感を感じたらそのままにしていてはいけません。適切なグルコサミンとコンドロイチンのサプリメントの摂取を開始し、更なる軟骨のすり減りを予防しましょう。

床では正しい正座をしましょう

膝の痛みを経験すると、正座や床に直に座ることを避けたくなります。どうしても床に座らなくてはいけない場合は、膝や腰のためにも正座するようにしましょう。

男性であれば、かしこまった席でなければ、あぐらをかくことが多いと思います。女性も足を崩した座り方、横座りされるのをよく拝見します。しかしこれらの座り方の場合、腰椎が左右どちらかに歪んでいるのです。背筋を真っ直ぐ伸ばしてする正座は腰椎が左右にずれません。正座は膝を深く曲げることになりますが、膝自体が無理な方向へ向かない座り方です。当然ながら痛みがある時には避けるべきですが、膝を深く曲げるという動き自体は膝に良い効果をもたらします。関節痛があるからと言って、膝を曲げない生活を送っていると、その分膝の周りの筋肉が弱ってしまいます。筋力が衰えてしまうと膝をかばうことができなくなり、膝痛加速の原因になりかねません。正座のしっぱなしは良くありませんが、あぐらをかくよりも正しい姿勢で正座するよう心がけましょう。

ちなみに床に座るとO脚になるとか、形の悪い足になるから幼少期から絶対に床に座らなかったなど耳にすることもありますが、姿勢を正して正座していれば何の問題もありません。

膝を冷やさないよう工夫する

冷えると関節が痛むという経験のある方は多いと思います。痛みがある時は患部を冷えないようにすることで痛みを軽減できます。膝の場合であれば、膝用のサポーターを付けることで冷えを防ぐことができます。

膝関節用のサポーターには、動きを安定させるための支柱が付いているものと、布製のサポーターの2種類があります。関節痛が酷い時には、支柱が付いているサポーターを装着すると膝の動きが安定して楽になります。布製のサポーターは保温に適していて、最寄りの薬局で手軽に入手できます。

サポーターはあまりきつくないものを選びましょう。膝部分を保温して血行を良くするために、きつく圧迫するようなサポーターは避け、装着感が楽なものを選びましょう。使い捨てのカイロが併用できるサポーターもあるので、特に寒い時期にはおすすめです。

関節に限らず体を温めると言えばお風呂です。一日の疲れを癒すリラックス効果も期待できます。

関節痛があるとどうしても動きたくなくなりますが、お風呂で足を温めながら動かしてあげると、意外とスムーズに動かすことができるようです。ぬるめのお湯でゆっくりリラックスというのがおすすめです。関節もほぐれて痛みも軽減できるはずです。ただし心臓に疾患のある方などは、長時間の入浴に充分注意してください。

急な痛みや腫れ

急な痛みや腫れが生じた場合は「冷やす」ことが先決です。かかりつけの医者に診てもらうようにしましょう。

痛みがひどい場合はMSMを是非試してみてください。MSMは副作用の無い痛み止めとして今注目を浴びています。安心して摂取できます。

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